私立中学校とどういう場所なのか

なぜ中学受験が注目されているのでしょうか。
現在、私立中学校が支持されているからです。公立中学校は義務教育です。義務教育をかなぐり捨てて、私立中学校に向かうのなら、そこに当然理由があるはずです。
私立中学校と対峙するものは、公立中学校です。公立中学校には、少々学力が低下するかもしれないという不安要素があるようです。更に公立中学校には学区の意識をもしなければならないです。学区によってかなり学習レベルに違いがあります。いろいろなお子さんが必然的に集まる場所が公立中学校です。なので、レベルの低いお子さんが集まれば、そこにレベルの低い集合体が出来、一人レベルの高いお子さんがいても、その圧倒的な勢いに負けてそれ以上学力を伸ばす弊害となってしまうことでしょう。
更に公立中学校では絶えず様々なトラブルも抱えています。教師を選択することも出来ませんから、ここでも学力低下の要因を作ります。
ただし、公立中学校にメリットがない訳でもありません。地域密着型の教育に徹し、その環境から深い関係の友だちも作り出すことが可能です。公立中学校では家族、地域、友だちと繋がっています。公立中学校は通学も比較的便利な場所にあります。私立中学校へ通学するための時間を、公立中学校では更に有意義に使用することが出来るはずです。公立中学校へ通い様々な種類の人間に出会うことも一方ではメリットです。
私立中学校は、同じ目的意識を持っているお子さんが集まった場所です。中学受験に受かったお子さんが、お互い相乗的に競争しあっていい関係を更に作りだして行くことでしょう。公立中学校が地域に密着した教育を重視しているなら、私立中学校は、私立中学校ならではの独自の校風を目指しているものです。
公立中学校が地域のために存在しているのなら、私立中学校は、独自の校風がなければ存在意味がありません。更に私立中学校は、教育に対しての理解度が、公立中学校以上です。私立中学校には厳しい中学受験で生徒を受け入れた責任があります。優秀な生徒たちは教育されて更に成長していかなければならないのです。
現代社会は非常に多様化しています。その多様化にも迅速に対応出来るのは私立中学校のはずです。親子さんたちは、そういう私立中学校の校風を自ら選択出来る自由があります。公立中学校は中学受験がなくある意味、お子さんはのびのびと自由でいられるのかもしれません。しかし、そこには中学校を、先生を、環境を選ぶ自由が存在していません。勉強の場所としては当然差が出てしまいます。